講座7
こんにちは、直島ヨーコです。
前回は、テーマが強調される
メイン場面を先に決めておくと、
「伏線が生まれる」
というお話でした。
メイン場面には感動的なシーンが
欠かせません。
感動的なシーンを盛り上げるには
説明が多い文章では
げんなりしますよね。
涙も引っ込みます。
では始まり はじまり*****
《感動のポイントは”葛藤”》
ヨーコの小説では,
主人公のキャラクタープロブレムは
「レギュラーになりたい!でもなれない」でした。
5番目のプロット
大きな成功=「レギュラーになる」=感動的なメイン場面
なので、ここが感動ポイントになります。
ここをどう盛り上げるか?!
例)練習にも参加できず、クサっていた主人公が
コトバを変えたら行動も変わってきた
↓
仲間に認められるようになり
チームは団結
★ここに「葛藤」をいれる
近づいた大会にレギュラーとして
出られる?
レギュラーになれるのか?
なれないのか?
誰がなる?
↓
監督の発表にハラハラドキドキ
そして、なれなかった~!
でもイジメていたキャプテンが「補欠に入れてやって」と頼んでくれる
↓
チームは地区大会決勝戦まで勝ち抜き
0対0の延長戦、試合終了の数分前
全国大会がかかった運命のペナルティー
フリーキックのチャンス!
↓
キャプテンが監督のもとに走り寄り
「海斗に蹴らせて!」
↓
「葛藤」
海斗のキックは入るのか?
試合に勝つのか?
負けるか?
全国大会に行けるのか?
みんなも祈るような気持
↓
海斗がみごと1点を決め
最後の数分を守り抜き
勝って都大会優勝!!
↓
となると
「地区大会の上位3チーム」に入る
という必然が生まれる=伏線
応援する女の子の登場=伏線
このように
葛藤や伏線を入れると
感動的なメイン場面がつくれる
というお話でした。
※本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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