むかしむかし…
民話の世界から始まって、
児童書が好きでした。
西遊記やゲド戦記、岩波少年文庫の数々。
冒険ファンタジー、SF小説、ノンフィクションも
いいですね~。わくわくするものが好き。
「東京子ども図書館」で大人のための読み聞かせ(抽選)にも行ってました。聴くのも好きですが、私自身も10年間地域で
読み聞かせをしていました。
思いつくままに今まで読んだ本の紹介をします。
かなり前に読みながら「すごい、すごい」って感動した本。
今調べたら創元SF文庫 の売れ筋ランキング1位なんですね。
1978~81年に出版された3部作の1冊目。
「なるほど、人類はこうして地球にやってきたのか!」
って本気で信じてしまう壮大な物語り。
「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」と続きます。
1作目は映画を観るように読み進めました。
2作目までは面白かった
3作目はちょっとかったるく
2回目に読んだときは人物と出来事をマインドマップで書きながら読みました。
改めて調べたら、3作目から10年以上たって、なんと
現在4作目の「内なる宇宙 上・下」が発売されてました。
びっくり。お正月に読まなくちゃ!
参考資料(amazonより)
【星雲賞受賞作】
月面調査員が真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体は何と死後五万年を経過していることがわかった。果たして現生人類とのつながりはいかなるものなのか。やがて木星の衛星ガニメデで地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……。ハードSFの新星が一世を風靡した出世作。
ドイツで22万部突破の感動のラブストーリー。
甘ったるいラブストーリーは苦手だけどこれは特別。世界が美しく見えて来る1冊。
失踪した父を追い、NYからビルマ(ミャンマー)へやって来た主人公。
そこで父がかつて「盲目の少年だったころを知っている」というビルマ人に会う。少年時代の父と足の不自由な少女ミミとの美しい愛の物語りが、その男によってせつなく語られるのです。
江戸時代初期のキリシタン弾圧の激しい時代。ポルトガル人司祭を通じて、神と信仰の意義をとことん突き詰めた重~い内容。普段気分が重くなるようなものはすぐ投げ出すわたしが、
不思議に引き込まれた本。
なぜ?と思っていたら何かの対談で著者が
「重く深い題材を、難解な言葉を使わずに書くのが技術」という話をされていて納得。
満足しながらも気分が暗くなった後で、同じ著者の狐狸庵先生シリーズを読むとあまりのギャップに大笑いするのが快感。しばらく著者の重い系&お笑い系を交互に読んでました。
わたしも”くそ真面目”なところと”天然”が混在しているので共感するのかな(レベルが違うって)。
著者も「どちらも自分で、それでバランスとっている」と。わたしも笑える話が書きたい。
(すみません下線が勝手に入って消せない💦?)
古い作品なので読む人はあまりいないと思っていたら
これを書いた翌週、なんと映画化されると報道していました!
2016年秋
著者はスェーデン人の元記者で、1作目は「窓から逃げた100歳老人」同じく連続本屋大賞をとっているのが
2作目の「国を救った数学少女」
人種差別の激しかった南アフリカで、し尿処理場で汲み取り桶運びをする女の子が主人公のノンベコ13歳。天才的な数学の才能はあるけれど貧しく読み書きのできない少女が、とんでもない事件に巻き込まれながらもスウェーデン国王や首相の命を救うことになる。面白いキャラ満載のはちゃめちゃコメディー小説。488ページなのにすらすら読めちゃう痛快小説です。
著者は成功していた記者やメディアの仕事を捨て、スウェーデンのゴットランド島に
息子と猫、鳥とともに暮らして執筆活動。経歴をみても引き出しいっぱいあるんでしょうね。
美しい島で執筆☆憧れます。わたしも瀬戸内海の直島で執筆な~んて。
2016年秋
数年前に息子に勧められ最近読み返しています。
漫画だけどレベル高!面白い。全17巻
シリーズ2も出ています
日本列島が大地震で富士山が大噴火。
南北まっぷたつに分断し壊滅的な状況。
小学生の主人公の両親と死別。
台湾人に育てられる・・・・。
復興の為アメリカや中国の援助を
受けるかわりに、日本は二つに分かれて
しまうのか?
成人した主人公が 新しい日本を復興するため
難民を率いて武力でなく平和への道を模索。
この主人公が本当に魅力的(脇役も)。
目つき、表情、雰囲気が迫力ある。
実際日本が分断されたら、
「世界はこうなるかもしれない」
と思えるリアルな作品。 2016.秋